シンガポールは移民の街と聞いたことがある。
街を歩いていてもそれは実感できて、タイ以上にさまざまな顔立ちの人を見かける。
タイは東アジア・東南アジア系の人々が多かったが、マレーシアを経てシンガポールと移動するにしたがって、南アジア系や中東系の人種が増えてくるのにも気づいていた。
移民の街であれば、外国人街があるはず、ということで調べてみると代表的な街が三つあった。
* チャイナタウン * リトルインディア * カンポン・グラム(アラブ・マレー系の街)
それぞれの街を歩いて比較してみると面白いかもしれない。
シンガポール二日目は、一日かけて三つの街を歩いてみることにする。
チャイナタウン
三つの街の中で一番観光地化されているように見えた。
観光客向けのお土産店や飲食店が並んでいて、現地の方々向けの街ではない印象。
随所にコナンの絵があった。調べてみると、以前、映画でシンガポールが舞台になったことがあったらしい。
今でもファンが聖地巡礼に訪れているようで、ぬいぐるみと一緒に写真を撮っているお姉さんを見かけて微笑ましく思う。
もしかしたら日本人かもしれない。
リトルインディア
大きな通りは飾り付けられているものの、現地の人向けのお店が多い。インド系の食材屋さんや、インド風の布を売っている店も多く、生活の様子がうかがえて面白い。
手ごろなカフェは見つけられなかったが、暑いのを覚悟して入ったインナーテラスのレストランが、意外と涼しい。
天井のファンなど、いろいろと工夫があるのだろう。

カンポン・グラム
大きなモスクを中心として、そのおひざ元に街が広がっているような印象を受けた。
チャイナタウンほどではないものの、ここも観光地化されている印象。
この街でも、手ごろなカフェは見つからず、セブンイレブンで飲み物を選びながら、少しだけ涼をとらせてもらう。 中東風のコーヒーを飲むのを楽しみにしていたのだが残念。
今後、街歩きの際には、あらかじめ休憩場所の候補をピックアップしておいたほうがよさそう。

中国・インド・中東と街並みはそれぞれ大きく違っていたのだが、どこに行ってもたくさんの人でにぎわっていた。
個人的には、庶民的なリトルインディアが散歩するのにちょうどよい。
シンガポール全体では、中国語と英語が程よく混じっている印象だが、ところどころハラル料理店があったりして、イスラム文化の影響も普通に感じる。
街を歩いている人々を眺めていても、ヒジャブをつけている女性が歩いていたと思ったら、サリー風の衣服の女性もいたりして、なかなか面白い。